【ニュース】アメリカのビザ規定変更に関して

アメリカJ-1ビザインターンシップはアメリカ国務省の管轄にて運営されている、国際交流プログラムの1つとなります。このプログラムはアメリカのビジネス現場での実務研修を行うことによって、母国へ帰国後のキャリアアップに寄与する目的で実施されています。

2012年4月よりアメリカ国務省の指導により、J-1ビザ申請に必要なDS2019(滞在許可証)の発行を司る国務省認定NPO団体が、申請条件の大幅な規定変更を行っております。この変更は主に受入企業(Host Company)に対する規定強化をするために行われており、研修生に対する規定変更が強化されているわけではありませんが、アメリカでの研修が研修生自身の学歴や経歴に直結していることが、より求められることとなっています。

この規定変更により、

 ● ご年齢が35歳以上の方
 ● 学歴・経歴と全く異なるキャリアチェンジを目的としたインターンシップを希望する方
 ● 英語でのコミュニケーションがとれないレベルの英語力の方
は、当プログラムにご参加いただけなくなりましたので、ご了承くださいませ。

また受入企業に対する規定強化のあおりを受けて、

 ● 美容サロン・教育機関でのインターンシップ
 ● アメリカ国内の従業員数が10名以下の企業
 ● 現在、複数の研修生がすでに在籍している企業
 ● その他各NPO団体が定める規定に反する企業
では、受入ができなくなっております。

受入企業への規定強化により、今後ご提案できる求人が非常に限られてくることが予想されますため、求人への応募殺到ということも発生する可能性があります。プログラム参加をご検討中の方はお早めに弊社カウンセラーにご相談いただけますようにお願いします。

今回の規定変更によって、すでにお申込みされているお客様に関しましては、申請団体の変更・企業の変更またはプログラムの変更など、代替案のご提示などをさせていただくことで、ご対応させていただいております。今後お申込みされるお客様につきましては、以前に無料審査を実施している場合でも、再度無料審査をさせていただき、新たな規定のもとでのお申込みが可能かを判断させていただくこととなりますので、ご了承ください。

尚、今回の規定変更はDS2019申請におけるものであり、アメリカ大使館ビザ面接への影響はございません。DS2019申請規定が厳しくなる分、アメリカ大使館におけるビザ取得率は高くなっておりますので、規定を満たす研修生には逆に喜ばしい規定変更といえるかもしれません。