【12月7日】現在のアメリカへの入国時と帰国時の注意点

こんにちは!

オミクロン株の影響により、アメリカの入国時・日本帰国時の措置にも変更が入りましたので、注意点をご案内します。

日本からアメリカに出発前

アメリカ渡航は「ワクチン接種完了証明書」とPCR検査の「陰性証明書」の取得が必須です。

また、12月6日以降、米国への空路入国者は、ワクチン接種の有無にかかわらず、「出発前1日以内」の検査が求められます。

今後、米国への入国や米国での乗り継ぎを予定している方は、特に注意が必要です。

これまで、米国への空路旅客(2歳以上。米国乗継を含む)は、一部例外を除き、米国への出発前「3日以内」にCOVID-19ウイルス検査(検体採取)を受け、米国行きフライト搭乗に際し利用航空会社へ陰性の検査結果を提示することが求められていましたが、12月2日(木)、米政府はこの要件を修正し、今後は、ワクチン接種の有無にかかわらず、2歳以上のすべての空路旅客に対し、米国への出発前「1日以内」の検査が求められることになりました。この新たな要件は、12月6日(月)午前0時1分(米国東部標準時)以降に米国に向け出発する渡航者に適用されます。

◎CDC

Amended Order: Requirement for Proof of Negative COVID-19 Test Result or Recovery from COVID-19 for All Airline Passengers Arriving into the United States(修正された命令文、宣誓書フォーマット、よくある質問等)

渡航前のPCR検査に関しては、経済産業省のTeCOTウェブサイトにて最寄りの医療機関を検索いただいて病院へご予約いただくか、ご出発前に成田や羽田など空港内の病院で受けることもできます。
下記ウェブサイトもご確認ください。

アメリカ滞在中

現在アメリカ入国前はワクチン接種が義務化となっているため、日本からアメリカへ入国後、ワクチン接種完了者に隔離を義務としている州はありません。しかし、入国のタイミングや州によって異なる場合があります。

アメリカ滞在中は在アメリカ合衆国日本国領事館のウェブサイトなどを随時確認して、米国内の移動や日本帰国時の対応について情報を得るようにしてください。

在アメリカ合衆国日本国領事館:新型コロナウイルス関連情報

また、United Airlinesのウェブサイトにて、各州の入州条件等についても確認をいただくことができます。

日本帰国時

日本の水際対策措置として、以下のような措置がとられています。

  • 検査証明書の提出
  • 検疫所が確保する宿泊施設での待機・誓約書の提出
  • スマートフォンの携行、必要なアプリの登録・利用
  • 質問票の提出
  • ワクチン接種証明書の「写し」の提出

日本国政府は、オミクロン株に対する水際対策措置として「水際対策上特に対応すべき変異株に対する国・地域」を変更し、米国については以下の州から帰国・入国する方に対し、検疫所長の指定する場所(検疫所が確保する宿泊施設)で3日間の施設待機を求めることとなりました。その上で、入国後3日目(入国日を含めない)に検査を行い、陰性と判定されれば、宿泊施設を出て、入国後14日目までの残りの期間、自宅等での待機をお願いすることとなります。
なお、対象となる州につきましては、オミクロン株等の感染状況等によって追加指定されることがありますので、随時、外務省HP等で御確認ください。

また、日本への帰国・入国に際しては、引き続き、出国前72時間以内に検査・発行された有効な検査証明書の取得に加え,様々な事前準備が必要ですので、詳しくは以下の厚生労働省HPをご参考にしてください。

《12月3日指定》カリフォルニア州、コロラド州、ニューヨーク州、ハワイ州、ミネソタ州
《12月6日指定》(12月8日午前0時以降適用):コネチカット州、ネブラスカ州、ペンシルベニア州、マサチューセッツ州、ミズーリ州、メリーランド州、ワシントン州

最新情報は外務省のウェブサイトもご確認ください。

また、日本がより強い入国制限をかけている国(イギリスや南アフリカなど)を経由しての帰国をしないこともご注意ください。

アメリカへの入国、日本への帰国もできないわけではありません。常に公的機関から正しい情報を得ることと、必要な対応を確認して、アメリカ滞在中も安全に気を付けて過ごすよう心掛けてくださいね!