【企業・法人向け海外研修】企業の国際化推進のためNYで企業研修

海外インターンシップ体験談(ニューヨーク)

会社の「国際化の一層の推進」を促進する手段のひとつとして、国際教養大学への研修、及び海外企業でのインターンシップに参加しました。

実践的な英語力の向上、ブランディングやマーケティングの仕事について学ぶため、約6ヶ月間、ニューヨークにあるガイドブックのデザイン・出版や、レストランのプロモーションをしている会社でインターンシップを経験しました。

翻訳の業務

そこでの主な仕事は、ガイドブックの翻訳とその設置場所の拡大活動、そしてイベント活動の手伝いです。翻訳の仕事としては、ミュージカルのキャッチコピーを日本語に翻訳する仕事をしていました。ミュージカルの内容を知らないので翻訳が難しく、劇の内容をインターネットで検索しながら翻訳を行いました。

また、レストランガイドブックを置いてもらうため、マンハッタンのレストラン、居酒屋、ホテルなど200件以上訪問しましたが、話し方ひとつで門前払いされることも多く、この活動が一番大変でしたが英語で交渉を行うのはとても良い勉強になりました。

イベント活動

ニューヨークでは春から夏にかけてフェスティバルが毎週末のように公園やストリートで開催されているのですが、その時に販売活動の一環としてカレーライスの屋台やお好み焼きの屋台を出店するのを手伝うこともありました。屋台の店員になることで、さまざまな質問を受け答えする必要があり、教科書では見たことのない生きた英語を勉強することができました。

英語のブラッシュアップ

日曜の夕方には、英会話の練習として、Language Exchange Groupという、英語を第二、第三カ国語として練習する人たちが集まるグループに参加していました。ここでの会話では、英語の内容がタフなうえ、彼らの話題はいつも世界のニュース。自分の意見をガンガン主張し、意見を求められます。英語能力以前に世界情勢について知らないこと、そして自分の意見が乏しいことを痛感させられました。

ニューヨークでのインターンシップを振り返って

様々な人種が集まるニューヨークでの生活は毎日が驚きの連続であり、今までいかに日本スタンダードで物事を見てきたかを実感しました。また、たくさんのレストラン経営者と接触することができ、マーケットにいかにフィットさせるかに苦悩している様子を肌で感じることができたのは、日本で研究者として従事してきた自分にとって、とても貴重な経験となりました。

インターンで学んだことは様々ありますが、今後の研究活動には、グローバルな視点から判断し、進めていくことを実践していきたいと考えています。