【名前】S.Yさん(大学3年生・男性)
【企業】ニューヨーク 米系コンサルティング企業
【利用したコース】4ヵ月カナダ・トロント語学留学 + 12週間アメリカ短期無給インターンシップ
【インターンシップ求人票】https://www.intern-style.com/kyujinlist/1901281630-kaigai-kyujin/
なぜ海外に行こうと思ったのですか?
将来は海外で働きたいと思っていたので、まずは語学力を上げて、世界中の人と話をしてみたいと思いました。それと、英語の方が圧倒的に世の中の情報量が多いと聞いていたので、使えるようになりたかったのと、英語だけで映画を観れるようになりたいと思ったのがきっかけです。
海外インターンをしようと思ったのはなぜですか?
ちゃんとしたビジネスに関わりたいと常に思っていたので、せっかくならアルバイトのような仕事だけでなく、世界でも最もビジネスが発達している都市の一つであるニューヨークでビジネス経験をしたいと思ったからです。
英語の壁は感じましたか?
トロントで過ごしていた時よりもニューヨークの方が英語のスピードが速く、レベルが高いと感じました。カナダのワーホリでの仕事は飲食店でしたが、お客さんも自分が日本人だということをふまえてゆっくり話してくれたりしましたが、ニューヨークでのビジネスの場では手加減されることが無く、英語を理解するのにとても大変でした。そういった逃げ場のない厳しい環境だからこそ、ストレスも感じましたが同時にやり甲斐がありました。
職場環境はどのような感じでしたか?
4人全員アメリカ人の職場です。オフィスの外はすぐタイムズスクエアで常に観光客で賑わっているような場所でした。
インターンシップではどのような業務を行いましたか?
①日本のおもちゃやバッグを、駅のポップアップ店舗(駅の空きスペースでの一時的な出店)で販売作業をしました。時には11時の開店から夕方の閉店時間まで一人で販売作業をしていたこともありました。積極的に目の前を歩いているお子様連れのアメリカ人に声がけをして、商品に興味をもってもらうところから、商品の販売を行いました。
②2月には法人向けのトレードショーがあり、店舗を出店しましたが、バイヤーの方に私たちの商品を見てもらうために、声がけを行いました。興味を持ってもらった方には、商品の卸売り価格や、どういう素材で作られているか等を説明しました。ギフトショップ、ミュージアムのバイヤー、デザイナー、流通業者の方とお話する機会が沢山ありました。
③市場調査をするために商品のリサーチとレポートの作成業務も行いました。例えば「フレグランス」について、アメリカでの競合相手の設定価格や、取り扱っている店舗やECサイトを調べて、どういう売り方をしているかを調べて報告しました。
平均15ページのレポートを4つほど作り、最後に総まとめのレポートを全て英語で35ページ分作成しました。沢山のWEBサイトの記事から、大事なことが書かれているかどうか確認しましたが、今のトレンドを調査しなければ意味が無かったので、時には「これはアメリカのデータなのか」「最近書かれたものなのか」をチェックしてもらい、修正したこともありました。
海外インターンシップを通じて、どのような学びがありましたか?
まず、外国人との接し方を学びました。日本に来る外国人は日本に興味がある、ということが前提になると思いますが、アメリカにいる外国人は日本に興味があるとは限らないので、いろいろな文脈で話をすることが大変だと感じました。他の業務をしながら、急に別の指示をされると、英語のスピードも速いので理解ができないことがありましたが、分からないときは分かるまでしっかり聞くという習慣が身についたと思います。
海外で驚いたことはありますか?
インターン先のスタッフの方は、常にロジカルに物事を考えて、素早く決断することに長けていて、意思決定のスピードに驚きました。
アメリカではフリーランスの方や副業をしている方も多く、働き方の柔軟性も高いのではないかと思いました。実際に社内では、副業で映画監督をしている方が働いていました。
海外インターンシップを経験する前と後では、何が違いますか?
日本で過ごしていた時は、物事に対しての固定観念が強くありましたが、アメリカでは人種の多様性があり、子どもでもピアスを空けていたり、髪を染めていたり、タトゥーなども意味をもってしている人がいて、物事の多様性を感じました。もちろん、海外のものを全て肯定することはありませんが、日本ではこうしなければいけないとルールで縛ることが強いのではないかと感じました。
それは、少し言い換えると「自分のしたいことをもっと素直にやっていい」という感覚です。いつでもどんな年齢になっても新しいことを学べるのだという感覚を得ることができました。
海外で何か発見はありましたか?
日本を客観的に外から見れるようになったことが良かったです。日本は豊かな国だと思っていましたが、そうでもないかもしれないと思い始めました。カナダでは物価上昇に対して時給も上がっていますが、日本は物価は上がるけれども平均的な給与は上がっていないので、、、社会について改めて考えるようになりました。キャッシュレス化も進んでいて、PayPayやApple Payなどの普及率、使用率が日本よりも高く感じました。
この経験は就職活動など、将来に向けてどう活かせると思いますか?
1つは、英語で様々なことに取り組めることは基礎になるので、海外での仕事や外国人との仕事で活かしていきたいと思います。将来は、商社やメーカーなど海外部門の事業を行っているところで活躍したいと考えているので、海外で外国人と多く接してきた経験を活かしていきたいと思っています。
担当者からのコメント
周りは全員アメリカ人の英語環境でも自分から積極的にコミュニケーションをとって、日々の業務をされた様子がとても良く伝わってきました。事前の語学留学をしっかりと活かすことが出来ましたね。今後のご活躍を応援しています!
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