ホテル・旅行業界の海外インターンシップ特集
ホテルや旅行業に関して、みなさんはどんな業界かご存知でしょうか。
華やかなイメージ、楽しいイメージ、もしくは忙しくて大変そうなイメージがありますでしょうか?
日本政府の統計調査では、2018年の訪日観光客の数は、年間で3119万人を突破しました。これは5年前、2013年の観光客数の約3倍です。このように毎年日本に来る観光客は増加し続けています。
特に、2020年には東京オリンピック、2025年には大阪万博と国際的なイベントが控えていることもあるため、このインバウンド需要の急激な高まりに比例するように、日本の大学生の就職人気ランキングでも、ANA(1位),JAL(2位)をはじめとして、関連会社のJTBグループ(8位), HIS(30位),近畿日本ツーリスト(34位)などの観光・旅行業界の人気が以前と比べても高まっていると言われています。※マイナビ調査
日頃生活をしている中で、街で外国人をみかけることが当たり前になってきた、と思っている方も少なくないと思います。なんだか観光業ってみんな笑顔で賑わっていて楽しそうだなぁ、と思うこともあるかもしれません。
そんな観光業を就職の選択肢の一つにする前に、現実的に観光業の仕事がどんなものか知るためにも、是非この機会に、観光業を仕事として捉えて、考えていきましょう。
目次
ホテル・旅行業界の海外インターンシップとは?
ホテル業界でのインターンシップ業務内容
ホテル業界の業務内容は、ホテルの受付窓口でのチェックイン業務が基本です。
ホテル内のレストランでのカスタマーサービス業務や、ゲストリレーション業務、ホテルのお部屋タイプにもよりますが、各部屋のゲストのケアを任される場合もあります。
お客様からも様々な質問を受けるので、ホテル周辺の観光地についても詳しく学んでおく必要があります。
旅行業界でのインターンシップ業務内容
旅行業界の業務内容は、基本的には、国内、国外の観光ツアーのコーディネートや、ホテルやバスなどの予約業務が中心となります。お客様からの電話でのお問い合わせも多いため、スピード感のある業務が求められます。
旅行会社の中には、マーケティング、営業、手配課などの複数のポジションがあり、希望に合わせてインターンシップの手配をすることも可能です。企業によってはお客様と観光ツアーに同行する業務もあるため、インターンシップをしながら違う都市に行くこともできます。
ホテル・旅行業界インターンシップの国別の特徴とは?
・アメリカ
アメリカでは、ロサンゼルスやニューヨークをはじめとした大都市圏でのインターンシップを募集しています。3か月以内の短期では主に旅行会社での無給インターンシップのご紹介が可能です。
J1ビザを取得して長期でインターンシップに参加する場合も、旅行会社の手配ができます。長期の場合は有給インターンシップとなります。
・グアム、ハワイ
グアムは主にJ1ビザで行く有給での長期ホテルインターンシップの手配が盛んです。
太平洋上に浮かぶ島で、アジア圏の国からも近く、比較的気軽に旅行ができるので、宿泊する観光客が多くなります。グアムのホテルインターンシップの場合は滞在先を無償提供できるため、インターンシップ参加の際の予算が安く済みます。
ハワイでは旅行会社の手配が可能です。旅行会社ではツアーのコーディネート、予約業務等を目的としたベンダーとのやり取りを始め、事務仕事が中心となります。
・オーストラリア
オーストラリアでのインターンシップは、シドニ―市内で、クルーズ船の中でカスタマーサービスを行うインターンシップが可能です。
その他、語学学校に2ヵ月~4か月通ったうえで、オーストラリア全土でホテルインターンシップをする、「留学+インターンシップ」というプランも人気です。
このプランは有給インターンシップとなります。オーストラリアは時給が高いため、語学留学の費用もその後の半年間のインターンシップでカバーできる可能性があります。
・フィリピン
語学留学の渡航先として人気のセブ島でインターンシップができます。
現地の観光省や、日系・外資系の旅行会社、1か月などの短期間でも受付担当として受け入れができる観光客向けのホテルや、空港でのインターンシップが人気です。
特に空港インターンシップはセブ島のみで可能なので、毎年予約でいっぱいになります。英語を使用する頻度も高く、低予算で経験するにはお勧めの渡航先です。
・シンガポール
最大半年までの滞在が許可されるシンガポールでは、ホテル業のインターンシップが可能です。
外資系のラグジュアリーホテルでのインターンシップでは、ホテル内のレストランや受付業務を担当することができますが、その分高い英語力が求められます。
・ベトナム
ベトナムでは、ハノイやダナンの人気都市で外資系のホテルインターンシップが可能です。
受け入れは半年以上から可能で、5つ星クラスのホテルで手配をします。
業務上、求められる英語力は高いため、留学経験者にお勧めです。
ホテル・旅行業界への海外インターンシップ参加条件(国/期間別)
【アメリカ短期】
条件: 学生、社会人問わず、未経験者でもご参加可能です。
語学力: 英語力よりも、やる気を求めます。
期間: 4週間~12週間
【アメリカ長期】
条件: 大学卒業後2年以上の社会人経験者
※高校・短大・専門学校卒業後5年以上、ホテル業か旅行業のホスピタリティ関連の職歴をもっている方が対象です。原則、ホテル業経験者はホテル、旅行業経験者は旅行会社での勤務となります。
語学力: 日常英会話以上の英語力が必須となり、英語力は高ければ高いほど望ましいです。
期間: 12ヵ月
【オーストラリア】
条件: ワーキングホリデービザを所有している方。学歴は不問。
語学力: 英語力は日常英会話以上でできるだけ高い英語力を求めます。
期間: 6ヵ月
【フィリピン】
条件: 年齢、学歴、職歴は不問です。
語学力: 英語力も問いませんが、できるだけ日常英会話ができる状態でご参加をお勧めします。
期間: 2週間から参加が可能です。
【シンガポール】
条件: 大学生、または大学卒業後、25歳以下の方。ワークホリデーパスを取得して参加可能となります。
語学力: 英語力は日常英会話以上でできるだけ高い英語力を求めます。
期間: 6ヵ月
【ベトナム】
条件: 学歴、職歴、年齢を問いません。
語学力: 英語力は日常英会話以上でできるだけ高い英語力を求めます。
期間: 6ヵ月以上
ホテル・旅行業界への海外インターンシップ求人
アメリカの長期インターンシップ求人
アメリカの短期インターンシップ求人
グアムのインターンシップ求人
オーストラリアのインターンシップ求人
フィリピンのインターンシップ求人
- ラグジュアリ―ホテルの接客業務
- 観光省でのインターン
- 外資系旅行会社でのインターン
- 空港でカスタマーサービス:詳細はお問い合わせください。
シンガポールのインターンシップ求人
ベトナムのインターンシップ求人
ホテル・旅行業界への海外インターンシップ参加の流れ
- まずは、ご来社かお電話でカウンセリングを行いご要望を伺います。
- ご希望の内容と、参加条件を確認し、お客様に合う内容のインターンシップをご紹介します。
- 渡航までのスケジュール、ご予算を確認します。
- 企業の空き状況を確認し、ポジションが空いている場合はお早めに当社へのご登録を行います。
- 登録後は企業エントリーのための履歴書を用意します。
- 書類選考、スカイプでの面接を行い、合否を確認します。
- 合格後はビザのお手配をします。
- ビザ取得後は、滞在先の確保、航空券、保険などの渡航に際し必要なもののお手配を行います。
- 渡航前にオリエンテーションを行います。
- 渡航
まとめ
今後も日本のインバウンド需要が高まりを見せる中、観光産業自体が非常に活発になっていくことが予想されるため、旅行業では常に人材が求められていくでしょう。
実際に英語も使用しながら、海外の文化ともつながりを持ちやすい業種になるため、今後グローバルな視点をもちながら活躍を目指す方にはお勧めの業種です。
一方で、その表面上の華やかさとは裏腹に、仕事上大変な部分も多くありますので、そういった現実的な部分を事前に知る機会としてこの海外インターンシップはお勧めです。
カスタマーサービスは、常にお客様の立場にたってサービス提供を考えることが求められるため、あらゆる業務に共通する仕事の核を学ぶことができるでしょう。
ぜひ学生を含めた社会人未経験者の方に経験してほしいインターンシップです。
海外ホテル・旅行業界のインターンシップについて更に詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。
・海外ホテルインターンシップ特集
・海外ホテルインターンシップ体験談
・海外旅行会社インターンシップ体験談
ホテル・旅行業界の求人に興味がある方(資料請求・セミナー・カウンセリング)
世界中の海外インターンシップの情報を提供するインターンスタイルでは、今回のホテル・旅行業界だけでなく、様々な業界の海外インターン情報を公開しています。近年学生にとっても、国内インターンシップが当たり前になりつつありますが、国境を超えた海外インターンシップは大変注目されています。しかし、海外インターンシップは情報が少なく、みなさんにとって敷居が高いものではないでしょうか。私たちはそんな方々に対し、なるべく多くの情報を提供していきたいと思っています。
今回のホテル・旅行業界のように、海外インターンシップについて、具体的にお考えの場合は、より詳しい情報を手に入れていただくために、次のステップとして、海外インターンシップの資料請求やカウンセリング、海外インターンシップセミナーへのご参加をいただければと思います。