【アメリカ短期インターンシップ体験談】ロサンゼルス・日米間の海外進出支援、サポート業務を行うコンサルティング会社

【名前】Aさん(社会人、男性)

【企業】日系コンサルティング会社

【期間】8週間

【利用したプラン】アメリカ短期無給インターンシップ

【求人】https://www.intern-style.com/kyujinlist/1144-kaigai-kyujin/

今回のプログラムの参加理由(なぜこの時期でも行こうと思ったか)

元々、自分のライフプランで2020年から1年間仕事で休みを取って学びを得る機会を作る事を決めていました。周りからは心配されましたが、コロナが落ち着くのを待っていても、それが何時になるのか分からなかったですし、当初予定していたプランとは異なりましたが、予定を白紙に戻す必要は無いと判断し、参加をしました。

インターン先企業の情報や具体的な仕事内容や勤務形態について

今回インターンシップをした企業は、従業員が約5~6人でした。オーナーが日本の方で、社員の方は日本国籍の方が殆どでしたが、大半が人生の半分はアメリカで過ごしている人達でした。また、日本語が話せるアメリカ人のスタッフも居ました。社内では時と場合に応じて英語と日本語が両方とも使われていました。また、最初の10日間は自主隔離期間で滞在先からリモートで参加をし、その後はオフィスに毎日出勤していました。

インターンシップ先企業は日本の商品のアメリカ進出やその逆も行うような、日米間のビジネス支援を主にしていました。主な業務内容は、展示会の出品支援、バイヤ―とのやり取り、ECサイトを使っての商品の代理販売(倉庫からピッキング、発送等業務も)SNS等を使ってのオンラインマーケティング等をしました。業務の中で、外部の方とのやり取りや調べものは全て英語だったので、英語を読む量、聞く量は多かったと思います。

インターンシップの環境はいかがでしたか?

インターンシップは2ヶ月と短い期間でしたが、非常に有意義な時間でした。最初はなるべく英語を使った環境で・・・と語学力の向上も含めて考えていましたが、最終的には語学にとどまらず日米間のビジネスや文化の違いが学べたと思います。

具体的には、日本よりもスピード感を持って、無駄なく仕事をしている印象でした。例えば、会議の中である商品のブランドの名前を決めようという話になり、日本だったら、「では次の会議までに皆考えてくるように」となるかと思いますが、ここではその場で2分位で決まりました。小さいシーンでしたが、個人的には「こんなにも早く決めてしまうのか!」と印象に残りました。

コロナ禍でも良い経験が出来ましたか?

十分良い経験が出来たと思います。インターンシップの前に行ったイギリスでの語学留学も含めて、コロナに対して各国がどのように対応をしているのか、規制の掛け方、国民性の違い等、色々な気付きがありました。

イギリスに居た頃は常にロックダウンでしたが、国民の反感を買いながらも政府は頑張っており、ワクチン接種も早く進んでいた印象でした。 アメリカでは私が到着した頃にはワクチン接種も進んでおり、自分もインターンシップ期間中に既に2回接種しました。また、6月中旬から経済が再開されましたが、ロサンゼルスではリモートワークが浸透しているように感じました。

休日はどのように過ごしましたか?

2ヶ月間、車を借りていたので観光地を巡ったり、サンディエゴやラスベガスに泊まりで出掛けたりしました。また、ラスベガスからグランドキャニオンのツアーにも参加をしました。また、ロサンゼルスエンジェルスの大谷選手が出ている試合を生で見ました。その日は登板せず、ホームランも出なかったのですが、地元での人気は圧倒的でした。大谷グッズは現地の方々が沢山買っていて、彼の打席が回ってくると盛り上がっていました。

今後どのように今回のインターンシップの経験を活かせると思いますか?

アメリカでのビジネスの動きを通して感じたのが、アメリカではすごく個の力が求められると思いました。日々環境の変化が激しくなっていく中で、自分のキャリアや人生を考えていかなければいけないなと思いました。

また、これからは自分の市場価値を高める為にも、組織(会社)に依存をしない働き方も必要になると感じました。

そして、日本では海外の情報が入ってきにくい環境であると痛感し、もっとグローバルに世の中の動きをキャッチしなければならない等、色々な学びがありました。

今後、海外インターンシップへの参加を検討されている方に向けてひと言お願いします!

自分は社会人経験を経ての参加だったのですが、なるべく早く学生の頃に、海外、世界を見る機会があれば、視野が広がり人生に大きな影響を与えると思います。また、海外に出てみて改めて日本の良さや弱さを知る事も出来ると思います。

早ければ早いほどその後の選択肢の幅も広がると思うので、興味を持っている方は躊躇なく飛び込んで行くことをお勧めします!