【アメリカ短期インターンシップ体験談】ニューヨークで気づいたグローバル人材としての働き方

【名前】Mさん(大学2年生、女性)
【企業】日系コンサルティング企業
【期間】4週間
【利用したプラン】アメリカ短期インターンシップ
【インターンシップ求人】https://www.intern-style.com/kyujinlist/855-kaigai-kyujin/


なぜ海外インターンをしようと思いましたか?

このまま大学を卒業して日本の企業で働いていくことが普通になると思ったのですが、普通のままでいいのかな?と考え、海外で働くことにも憧れがあり、海外で働くことがどんなものなのか知りたいと思ったので、海外インターンシップをしてみたいと思いました。

インターンの業務内容を教えてください。

1週目は展示会の準備などで荷物の出荷作業をしていたので、UPSの使い方など学びました。2週目から市場調査が始まりました。メインの業務はアメリカの小売店に売られている文房具のパッケージデザインを調査する仕事でした。日本の文房具会社の商品をアメリカで広めるために、文房具屋や雑貨店をまわって商品の写真をたくさん撮りました。

お店は、社長や社員の方に勧められたところを10件以上回りました。そしてノートカバー、ペンケース等の商品ごとに写真を表に貼り、値段やパッケージデザインの特徴を書き込んでいきました。その過程で気がついたことを10枚以上のレポートにまとめて提出しました。お洒落な文房具を見るのが好きだったので、楽しんで業務ができました。

インターンで工夫したことは何ですか?

スピード感のある職場で、周りの人のペースについていくのが大変でした。商品の表を作るにしても、完成させる前に事前にチェックをしてもらうのですが、中間チェックまでに時間がかかり、社員さんの方に「何事も効率よく進めるのも大事だからね」と注意されました。それからは一つ一つの項目に対しても細かく時間配分を決めて取り組むようにしました。

レポートを書き終えたときや、仕事の一つ一つを終えたときにやりがいを感じました。最後の2日間で新しい仕事を任されました。顧客見込みの表にメールアドレスを載せてリスト化する仕事でしたが、社員の方には途中まででいいよと言われていたのですが、頑張って最後までリストを作り上げることができたことは、相手の期待以上のことが少しできて良かったです。

インターン先の職場環境はどうでしたか?

社長とも意見交換できる職場で、上下関係が厳しい感じではなく、全員が横並びで意見をどんどん言って仕事を沢山任せてもらえている感じでした。

スタッフは10人くらいいました。オフィスはビルの中の一角で、全てデザイン会社が入っているビルでお洒落でした。最寄り駅もタイムズスクエアで大都会の中で勤務していました。

インターンをする国としてアメリカの環境はどうでしたか?

経済の発展があり大都会だったので、色々な人種の方がいて、東京では味わえない環境でした。東京も十分都会だと思いましたが、全然規模が違うなと思いました。

様々な人種の方達が集まってきている国なので、商品の説明書きが8ヵ国語以上で書かれていたり、イラストだけでも伝わるように工夫されたりしていました。そういった点も日本とも異なっていました。ローコンテクスト社会だからこその違いを学ぶことが出来たと思います。

カルチャーショックに感じたことはありましたか?

職場での話なのですが、自分がミスをしてもあまり謝らない感じで、「はい、分かりました!」と言って、すぐ次の行動で挽回する感じで早く物事を進めていたのが印象的でした。

海外インターンを経験した後で自分自身に変化はありますか?

まず将来の方向性は、海外出張や駐在ができる企業に就職したいなと思いました。実際にTOEICの勉強を始めたりしてモチベショーンも高まりました。

それまでは海外出張とかは、かっこいいなぁとか、行ってみたいなぁとふわっと考えていましたが、実際に海外に行ってみて日本の製品をより大きな市場に広めていきたいと思いました。ただ単に楽しそうだな、ではなく製品を繋ぐ仕事が出来たらいいなと思いました。

また、仕事は生活のためのものだと考えていましたが、この1ヶ月で生活の一部なのだからやりがいを感じられる仕事がしたいと考えるようになりました。海外に行く目的が見つかった感じがします。

休日はどのように過ごしてましたか?

日曜日は一緒に別の会社でインターンシップに来ていた大学の友人と遊びにいきました。自由の女神とかエンパイアステートビルなどを見に行きました。一人の休日では、美術館に行ったりしていました。ソーホーエリアのお店などお洒落な雑貨店などをまわって楽しみました。

この経験が今後どのように活かせると思いますか?

タイムスケジュール能力が身についたなと思います。これまではやることが遅くて、時間を意識して動かなければいけないと言われていましたが、絶対にやらなければいけないという意識があれば、何でもやれるものだなと思いました。インターンシップ後は、日常生活の中でも時間を意識して取り組んでいます。

今検討中の人にアドバイスをください!

新しいことが好きな方、違うことに抵抗が無い人には向いていると思います。食事、衛生面の違いも楽しめる人なら、全部新鮮に感じられて頑張れると思います。

旅行では見られない視点で物事を見られるし、ビジネス的な視点で見るからこその面白さがあったので、貴重な経験でした。ちょっとでも参加を悩んでいたらやってみるべきだなと思います!

<担当者からのコメント>

Mさんは今回のインターンシップで、今後の生活にも影響を与えるような体験が沢山出来たとお話いただきました。今後更にグローバル化していく社会に出てからも、生かすことができることを本当に多く得られたことが伝わってきました。大学3年生になってからの更なる飛躍が楽しみです。この経験を強みに変えられるように頑張ってください!

 


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