【シンガポール短期インターンシップ体験談】シンガポール在住の子どもたちが通う塾での貴重なインターンシップ体験記

【名前】R.Iさん(大学3年生、女性)
【企業】日系教育関連企業
【期間】2ヵ月
【利用したプラン】シンガポール短期インターンシップ
【インターンシップ求人】https://www.intern-style.com/kyujinlist/1187-kaigai-kyujin/

インターンシップ参加前に何をされていましたか?

大学の交換留学制度を使い、北京に留学していました。その滞在時に留学だけでは海外経験として不十分だから、働いてみたいと考えるようになりました。

海外インターンシップに参加しようと思ったきっかけは何ですか?

北京滞在で一か月が過ぎたあたりから、留学生としての海外経験のみでは足りないと考え、労働も海外で経験してみたいと考えるようになったことがきっかけです。

研修先の様子、職務内容を教えてください

日系の塾です。講師は10人程度で大手の塾ではありませんでしたが、その分とてもアットホームな雰囲気が魅力の職場でした。進学塾と学習塾の間の学習サポートをしている環境で、それ以外にも生涯教育的なことも実施している場所でした。

私が担当した内容は事務的なものでいえば過去問などのファイルの整理、実務的な面では子供たちの送迎バスの担当、自分ではコマは持たなかったのですがサポートとして授業に参加しました。途中期間、忙しい曜日は45分程度のコマを担当させていただくことになり、その時の状況に応じた業務を任せていただきました。

私の意志をとても尊重してくださる職場だったので、挑戦したいことの発案もしやすい雰囲気が常にあり、考えることが楽しかったのがとても印象的です。

1日のスケジュールはどんなものでしたか?

14:00出社で、そこから車で30分ほどの学校へお迎えに向かい、16時前にオフィスに子供たちと戻ります。そこから17時までは子供たちと話したり、その時々の業務をこなします。その後、授業のサポートに入り、授業後は送迎バスに子供を乗せます。

夕方以降の時間は再度業務にとりかかりました。塾が閉まるのが22時過ぎ、そこから高校生が全員帰宅したらミーティングになります。私は22時退社でしたが、塾の状況、情報共有はその時間が一番盛んなので時間の許す日は自主的に参加しました。

 

海外での生活面で楽しかったことは何ですか?

シンガポールは多国籍国家であり、街中の言語も豊富だったのでそれが楽しかったです。中国語の勉強をしていたので、中華系への馴染み、関心もあったので中国大陸以外の文化も体験で来ていい経験でした。また社会制度や政府の体制が日本に比べてかなり強力なのも印象的で、違いを感じるのも楽しかったです。

逆に苦しかったことは何ですか?

海外長期滞在が初めてのことではなかったため、そこまで苦しいと感じたことはありませんでしたが、シンガポールは物価が高いので、考えて生活する必要があったのは数少ない苦労だったかと思います。

休日はどんな過ごし方をしましたか?

週休2日をいただいていましたので、比較的時間に余裕を持てました。一日は洗濯をまとめてしたり、十分な睡眠をとったり、ホームステイだったので夕飯の手伝いなどをして過ごしました。もう一日はカフェに行ってゆっくりしたり、インターン先の方ともお出かけ・買い物をしたりしました。

滞在中にチャレンジしたことは何ですか?

新しい試みに積極的になろうと思い、先生方からお聞きしたことに挑戦したり、子供たちとの会話を楽しみました。

一つ目の挑戦というのは今まで新しいことへの好奇心があまり無かった私ですが、現代ならではのアウトプット方法を調べてみたり、固定観念を払拭するような職種について調べてみたり、「若い大人」と触れ合うことでの発見が多かったです。今までなら挑戦しなかったようなことも「とりあえず調べてやってみる」と思え、インプットの楽しさを知れました。

もう一つは子供たちとの会話についてですが、実は子供に対しての食わず嫌いのような苦手意識が参加前まであったのですが、仕事相手は紛れもなく子供たちだったので挑戦せざるを得ませんでした。自分が構えていたよりも、実際子供たちとの交流は楽しく、2か月弱一緒に過ごせてとても楽しい思い出になり、個性について考え、どうアプローチできるのかを考えるまで彼らに惹かれていきました。

参加を考えている方に向けて一言

海外インターンといっても日系企業も大ありだと思います。日系企業でのインターンシップを通して、一番リアルに海外で働くことをイメージできると思いますし、成長の幅も十分あります。日本語でコミュニケーションが取れるその恵まれた言語環境であるからこその、斬新な挑戦も沢山できると思います。自分自身でハードルを高めだと思いこみすぎずに、ぜひ挑戦してみてください。

<担当者からのメッセージ>

インターンシップ先の選定に少し悩んだりしましたが、最終的にはIさんにピッタリの企業様をご紹介できたこと、大変嬉しく思います。Iさんは企業のHPのブログも時々書いており、そのブログを見るだけでもIさんがインターンをした期間、とても充実されていたのだなと感じました。色々と大変な時期と重なってしまいましたが、Iさんは自ら行動し、色々と成長されたのではないかと思います。日本に戻ってからのIさんのご多幸とご活躍を心より願っております!