カナダの現状 ~渡航はもう少し先が良い?!~

在バンクーバー日本国総領事館より(※文章抜粋)

2月26日、ブリティッシュ・コロンビア(BC)州保健省は、新型コロナウイルス(COVID-19)に関し、新たに589名の感染が判明し、その結果、BC州内での累計感染者数が79,262名(入院:232名(そのうち集中治療室:63名)に達した旨発表しました。

昨年11月末からBC州政府が州全域を対象に出している、同居家族など最も多くの時間を共に過ごしている人たち(core bubble)以外との社交的集まり(social gatherings)の禁止などをはじめとする公衆衛生命令は延長されたままで、誰もが感染予防措置を心がけているにもかかわらず、今週も1週間で3,427名の新規感染者が発生し、その数は先週よりもむしろ増加するなど、依然としてもどかしい状況が続いています。

ニュースで既にご存じのことかと思いますが、本日、カナダ連邦政府はアストラゼネカと英オックスフォード大が共同開発したワクチンの使用をカナダ保健省が承認したと発表しました。また、BC州でもワクチン接種が引き続き行われており、既に25万人以上がワクチン接種を終えたと言われています。しかし、ワクチン接種によって今直ちにこの現状が劇的に変わるわけでもありません。

カナダへの入国について

2021年2月22日午前0時(カナダ東部時間)より、入国時にPCR検査が必須となり、その検査結果が出るまでは、政府指定の空港近くのホテル滞在が必須になり、それらの費用は全て実費となり、約CAD$2,000程と言われています。

尚、入国時のPCR検査の他にも出発前のPCR陰性証明の提出も必須となっております。両方とも陰性だったとしても、14日間の自己隔離は必要になります。この規制はカナダ市民やビザ保持者でも全ての人が対象となりますので、急いで渡航をする必要が無い場合は、もう少し様子を見てからの渡航をお勧めいたします。

カナダとアメリカ間の入国制限規制は3月21日まで、それ以外の国からの入国制限及び14日間の自己隔離義務規制は4月21日まで延長となっております。

世界の新型コロナウィルス感染状況によっては、再延長の可能性もございますので、常に最新の情報の確認をお願いいたします。

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