後悔しない休学留学を実現するには
日本から海外へ、海外から日本へと企業が進出したり、人材が行き来する「グローバル時代」において、求められる能力は多様化しています。近年では語学力だけでなく、コミュニケーションスキル、異文化理解力、グローバルビジネスへの適用力のある人材が求められています。
このようなグローバル環境で活躍できる人材になるには、大学生のうちにどのような経験をする必要があるのでしょうか?
そこで、大学生のうちにグローバルビジネスセンスを磨きたいという方におすすめなのが「休学留学」の活用です。
休学留学とは何か、どのような経験を積むことができるのか、海外インターンシップの「インターンスタイル」がおすすめする休学留学プランと、そのメリット・デメリットなどをご紹介します。
休学留学とは?
そもそも休学留学とはどのような留学方法なのでしょう?
休学留学とは、在学している大学を休学し、その間、留学をすることを言います。学期単位での休学となるので、6ヶ月もしくは1年間が休学期間となります。
休学留学は、大学が独自に用意している留学プログラムと違い、ご自身の目的に合わせて留学プランを組むことができます。長期間、海外留学が可能となる制度ですので、しっかりと目的と目標をたて、それに向けたプランニングをする必要があります。
休学留学での目的は千差万別です。「語学力をしっかりと身に付けたい」「海外の大学で勉強をしたい」「海外での生活体験をしたい」など、人によって様々ですが、「就職活動や今後のキャリアに役立てたい」という目的で休学留学をする学生が増えています。
休学留学で後悔する理由
休学留学で後悔しないためにはまず、先輩たちがどのような理由で後悔してしまったのかを知っておきましょう。
休学留学で後悔した理由
- 留学中に目的を見失ってしまった
- 勉強せずに遊んでしまった
- 英語力が思うように伸びなかった
- 就活でアピールできる経験ができなかった
留学には「行けば何とかなる」という気持ちは禁物です。
もちろん、海外で長期間生活することで、日本ではない出会いがあったり、日々の生活から刺激を受けることはあり、後悔したとしても何かしら得られるものはあるでしょう。
しかし、大学を休学して、お金を使って留学し、しかも帰国後には就職活動が控えているのであれば、この休学期間で後悔しない経験を積むことを真剣に考えておくべきです。
上記に挙げたような後悔をしないためには、まず留学の目的をしっかり持つことが重要です。留学中にどんな経験をしたいか、英語力をどの程度まで上げたいか、今の自分に足りないどんなスキルを伸ばしたいか、などしっかりと考えてノートなどにまとめておきましょう。
また、留学前の英語力ブラッシュアップもしておきましょう。
ほとんどの留学生が「留学前にもっと勉強して来ればよかった」と感じています。留学のスタート地点が高ければ高いほど、ゴールで到達できるところも高くなります。
ぜひ自分に厳しく、しっかりと計画的に準備していきましょう。
休学留学+海外インターンとは
就職活動を控え、少しでも他の大学生と差別化したい方や、卒業後の就職や将来を見据えたキャリア構築に繋がるスキルを身につけたいという方には、「休学留学+海外インターンシップ」をおすすめします。
英語力の向上と、他国の学生との交流による異文化理解と国際感覚を身につける「語学留学」にプラスして、これからのグローバル社会で役立つ経験を少しでも積むために、海外企業での「インターンシップ」に参加することができます。
留学とインターンシップを同じエリアで実施することも、別々の国やエリアで実施することもできます。希望や要望に合わせたアレンジができます。
<おすすめプラン例>
①アメリカ留学(6ヶ月~9ヶ月) + アメリカ無給短期インターン(1ヶ月~2ヶ月)
対象:先進国アメリカにて、国際色豊かな環境で留学をし、語学力を向上させ、ビジネスも学びたい方。
予算 ::200万円~400万円
②カナダ専門学校留学+有給インターンシップ ※Co-opプログラム(9ヶ月~12ヶ月)
対象:元々英語力が高い方で、専門スキルを身に着けて海外で有給インターンシップを経験したい方。
費用:200万~250万円
休学留学におすすめの海外インターン求人
米系企業での業務に興味がある方にお勧めの求人
https://www.intern-style.com/kyujinlist/1901281630-kaigai-kyujin/
短期でもホテル業で学びたい人にお勧めの求人
https://www.intern-style.com/kyujinlist/hotel-ny/
アパレル関連企業でのSNS配信等に興味のある方にお勧めの求人
https://www.intern-style.com/kyujinlist/2021062718-newyork/
日本文化を現地の方々に伝えるNPO団体でのボランティア求人
https://www.intern-style.com/kyujinlist/1209-kaigai-kyujin/
大学生におすすめの海外インターンシップ情報は、こちらの特設サイトもご覧ください!
>>大学生のための海外インターンシップ専門サイト「Intern Style for Students」
休学留学+海外インターンのメリット
語学学校での学習で、語学力や専門知識を向上させた上で、インターンに取り組みますので、以下の効果を得ることができます。
- 海外のビジネススタイルを理解できる
- 実践的な英語コミュニケーションスキルを身につけられる
- 将来のキャリアパスをグローバルな視点で考えることができる
ここでの経験で得られたことは、就職活動だけでなく、今後の自身のキャリア形成にもプラスになります。
休学留学+海外インターンのデメリット
留学とインターンのプログラム性質の違いについて理解をし、きちんとした目的を持って取り組まないと、満足のいく成果が得られない可能性があります。
特にインターンシップの参加目的で 、英語力を伸ばすことに比重を置かないようにしましょう。また、その逆で、働くことが目的にならないようにもしましょう。
海外インターンシップとは、働く経験を通して、海外のビジネス現場を肌で感じ、自身の視野を広げ、今後のキャリアに結びつける経験をすることが目的のプログラムです。
目的を取り違えてしまうと、学校のように丁寧に教えてくれないとか、こんな業務をしにきたのではないのに、という不満だけが生まれてしまいます。
休学留学にかかる費用
休学留学では、前述したように、ご自身の希望に合わせて、期間、国、学校、インターン場所、留学とインターンの割合などカスタマイズできます。それによって費用が大きく異なります。
ご予算に合わせたプランのご提案も可能ですので、ぜひ、インターンスタイルにご相談ください。
休学留学を就職活動に活かすには
休学をしたからには、就職活動に活かしたいという方は多くいるかと思います。人事担当者の立場にたって考えてみてください。どんなに魅力的なプランで留学をしたとしても、きちんとアピールができないと心打たれませんね。
自分は留学で何を見て、学んで、何を吸収してきたのか、つまりは、自分がどう変われたのかをきちんと伝えることはとても重要です。その上で、今後の目標をきちんとアピールすることが大切です。
留学前と留学後の自分の変化を客観的にみるためにも、留学ブログを日々付けることをおすすめします。また、インターンシップ中は、企業スタッフとの交流を深め、スタッフへたくさんの質問をするのも良いですね。日本とのビジネスの違いや考え方の違いを知る良い機会となります。
まとめ:休学留学+海外インターンで後悔しない休学経験を
休学留学の経験を就職活動や将来に活かすためには、目的意識を持つこと、事前の準備をしっかりとしておくことが大切です。その目的がご自身のグローバルキャリアを見据えたものであれば、「休学留学+海外インターンシップ」は大変おすすめの休学留学方法です。
せっかくの休学留学。社会人になってからではなかなかまとまった時間を取ることは難しくなります。ぜひ充実した留学生活を送り、帰国後の人生に活かせる経験をしてくださいね!