大学生 海外インターンシップ オンラインイベント “Talk up!” を開催

2020年4月23日に海外インターンシップにご参加いただいた大学生で集まり、オンラインイベント”Talk up!”を行いました。
今回は、それぞれ別々の国や都市でインターンシップを経験した4名の方にご参加いただき、各々の体験談を話し合って情報交換をしました。

【参加者のご紹介】

 日本女子大学3年生/フィリピン セブ・ホテル 4週間参加

 明治大学3年生/アメリカ ロサンゼルス・出版会社 4週間参加

 明治大学3年生/アメリカ ニューヨーク・コンサルティング会社 4週間参加

 滋賀大学4年生/シンガポール・貿易会社 6ヵ月間参加

海外インターンシップに参加して良かったことは何ですか?

NK:英語力に不安があったので、半年フィリピンで留学してから参加しました。フィリピンで学んだ英語が使えて、この歳で海外で働く経験ができたのは、就活するうえで視野が広がりました。今は就活中なのですが、履歴書に書いて、面接でもよく質問されます。

MK:まず視野が広がりました。このまま当たり前のように日本企業に就職するという進路だけでなく、海外で働けるという進路が増えたのが大きかったです。企業が活動するうえで日本とアメリカの文化の違いがわかったこと、ニューヨークは色々な人種の方がいて、他の国の人と話す機会もあって色々な言語やイラストで商品を売ったりしていました。職場にイスラエル出身の方もいました。

MD:就活を控えている今のうちに経験ができたのが良かったです。映画と古着が好きなのですが、LAがその聖地だったので、インターンをしながら土日は観光も楽しめました。フリーマーケットで古着をみていて6時間歩き回りました。そこでいっぱい服を買いました。

EM:観光業界に興味があったので、ホテルで働けたのが良かったです。フィリピンはアジア系の観光者が多く、お客様とも話す楽しさが分かって良かったです。貧富の差があって自分がどれだけ恵まれていたのか価値観も変わりました。

インターンでは受付と電話対応をしていて、英語を割と多く使いました。特に電話が最初は難しかったです。電話がなったらすぐ取らないといけないので、失敗を恐れている暇がなく、そのおかげでだいぶ慣れてきて、何が聞かれるのかの予測もできて、パターンもわかってきました。

海外インターンシップ・フィリピン
EMさんの同僚が20人ほど集まり、インターン最終日にお別れ会を開いてくれました!

海外インターンシップや海外生活で大変だったことはありましたか?

NK:正直そこまで困ったことはなかったですが、しいて言えば日本食が高くて食べられなかったです。いろんな人種の人が住んでいて、特にインド系の方の英語が聞き取りにくくて(苦笑)、電話対応が大変でした。

滞在は社員の親戚のうちにホームステイをしていたのですが、生活時間などでちょっと気をつかった事が大変でした。会社の環境は、日本人以外のスタッフもいて、みんなアクセントが異なるのでそれに慣れるのが大変でした。

MK:地下鉄の乗り方がなかなか覚えられなかったのが大変でした。ちょうど新型コロナが流行っていた時期だったので、知らない人に頭をポンと叩かれ「Go back to Japan」と言われたことがありました。今までも海外に行ったことはありましたが、こんな経験は初めてでした。

ホームステイ先では、ご年配の夫婦のお家でしたが、自己主張をきちんとしないといけなかったのですが慣れてなくて、最初はそれがなかなかできず大変でした。

MD:ニューヨークと違って公共交通機関の選択肢が少なく、全てuberを使っていたので、予想以上に交通費がかかかりました。uberは使いすぎましたね(笑) 運転手は話しかけてくれる人が多くて、英語の練習としても良かったです。

ホームステイでは80歳くらいのおばあちゃんで、早くに寝ちゃうので、もうちょっと会話を楽しみたかったなぁという思いはあります。仕事は日本語中心だったのですが、仕事以外では英語を使っていました。友達をつくろうとティンダー(マッチングアプリ)で現地の学生と友達になって、今もインスタグラムで繋がっています。

EM:職場から滞在先が徒歩圏内では行けない距離でした。タクシーだと片道100円くらいで、フィリピンの感覚では高いと感じ始めてしまい、ジプニーは8円で乗れるのでそれを使っていました。

ただ、ジプニーは英語が使えない人もいるので、フィリピン語を急遽学んだりしました。渋滞が激しいので、歩いて帰ったこともありますが、日本人はお金を持っていると思われているので、声をかけられることもありました。

フィリピンインターン
MKさんのインターンシップ先にて

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