【アメリカ短期インターンシップ体験談】ニューヨークを知り尽くした旅行会社でのインターンシップ

【名前】Sさん(大学2年生、女性)
【企業】外資系旅行会社
【期間】5週間
【利用したプラン】アメリカ短期インターンシップ
【インターンシップ求人】https://www.intern-style.com/kyujinlist/1253-kaigai-kyujin/


なぜ海外インターンをしようと思いましたか?

昨年の春にセブ島、夏に韓国へ留学に行ったので、次のステップとしては海外でインターンシップをしたいと思ったからです。来年から日本での就職活動が始まるので、今しか海外での仕事を知る機会が無いと思ったのがきっかけでした。特に日本と海外を繋ぐような仕事に憧れていたので、旅行代理店で海外の人と関わる経験を一度したかったので旅行会社を選びました。

また、日本の旅行代理店ではなく海外を選んだ理由は、外国の方と働くことが当たり前になってくるこれからの世の中にいち早く対応できるよう、外国の方々と一緒に仕事をすると言う経験を1度しておきたいと思ったからです。最初、アメリカという国にこだわりはありませんでしたが中々行ける国ではないし、とにかく様々な国の方と関わるチャンスだと思ったので行くことを決めました。

インターンの業務内容、日々のスケジュールを教えてください。

主にカスタマーサービスを中心に行いました。具体的には事前にオンラインで予約された日本人のお客様にチケットの受け渡しをしたり、現地での購入をご希望の方に販売したりしていました。他にも、日本人の方への宣伝のために「NAVERまとめ」や「地球の歩き方」にブログ記事を掲載したりしていました。実際に自分自身で美術館や博物館、その他の観光地に足を運び、その感想や詳細を書いて、会社で指定されたアカウントを通じて発信しました。

他にも時間がある時は、WEB広告の閲覧数をデータ化する仕事を行い、チケットの販売枚数や、WEBサイトの閲覧数をエクセルに集計して、どのようにサイトが利用されているかをデータ化しわかりやすくする作業も行いました

さらには、英語版のパンフレットを作る仕事をしましたが、私は韓国語を少し勉強していた経験があったので日本語と韓国語のパンフレットを参考にしながら英語のパンフレットを作成しました言語によって同じ意味でも言い回しが変わっていたので母国語ではない英語に翻訳することは少し大変な作業でした。

インターン中に印象的だったことは何ですか?

私自身、アメリカに行くのが初めてでニューヨークという街を知らなかったので、お客さんに観光地について質問されたときに一つ一つ正確に答えるのが大変でした。ですが、仕事の一環で様々な観光地に行かせてもらったり、チケットを取りに行く仕事でニューヨークを歩き回ったことでマンハッタン周辺に詳しくなり、最終的には自分からお勧めの観光の仕方やお店を紹介できるようにまでになることができました。

このように会社の方々が実際に現地を自分の足で訪ねるという経験をさせてくださったおかげでインターン生として成長できたことはとても印象的でした。そして、お客様に聞かれたことに追加してプラスの情報を提供できるようになり、相手も喜んでくれたことが嬉しく、その点にはとても仕事のやり甲斐を感じました。

インターン先の職場環境はどうでしたか?

15人くらいの職場で、日本人のインターン生以外は全員韓国人の方でした。韓国人のカスタマーサービスをしている方はほとんどが1年間などの長期インターン生で、韓国人の社員の方々は長い間ニューヨークに住んでいる方が多かったです。インターン生と言う立場でしたが周りのスタッフと同じように扱ってくださってとても居心地の良い職場でした。

インターンをする前との違いや、気づきはありましたか?

ホームステイ先では、それなりに家族団欒の時間があると思っていたのですが、ホストの方が思ったよりもクールな方で、自分から頑張って話しかけても、なかなか沢山のコミュニケーションをとることが難しい環境で正直辛く感じました。

途中から、ニューヨークのホームステイはその部屋の大家さんというスタンスで受け入れているのだな、と考えるように切り替えて、自分の中で”文化の違い”を理解し、割り切って生活をすることで、乗り越えることができました。

また、世界的に有名なコーヒーショップのスターバックスのホスピタリティはどの国でも共通で徹底されていると思っていましたが、スタッフの対応も日本と比べるとラフだったりして、アメリカではそうでないということが衝撃でした。

一方で日本と比べた時に、やはり日本は清潔でみんな優しく、丁寧に接してくれる国なのだなぁと思いました。海外で働く場合でもそのような日本人の持っている丁寧さというのは目立つと思うので、今後も大事にしたいと思いました。

休日はどのように過ごしましたか?

最初の休日は職場への行き方を一人で確認するために一人で観光をしてみました。他の週末は同じ職場のもう一人のインターン生と一緒に行動したり、一人で観光したりしました。旅行会社の提供しているプランには無い場所を見つけて、あえて散策したりしました。ニューヨークという街はなかなか気軽に来れる場所ではないと思ったので毎週末疲れるくらい観光していました(笑)

この経験が今後どのように活かせると思いますか?

外国という文化的にも考え方的にも根本的に異なっている方々の集まる地で働くことによって、自分が受け入れなければいけない事や我慢しなければいけない事と、一方で主張しなければいけない場面が様々な面ででてきました。これら判断しつつ行動することはとても難しかったです。海外の人と働くことが今後一般的になっていく中で、事前にこういった違いを知っておけると、驚かなくなると思うので、今回はとても良い経験になったと思います。

また、言葉の面でも、少しのニュアンスの違いや翻訳の仕方で、伝わり方が変わることが分かりました。外国の方とお話しする際は、説明を簡単にするのではなく、できるだけ詳しくする必要があると感じたので、その点は今後注意をしていこうと思います。

今検討中の人にアメリカでのインターンのどんな点をお勧めしますか?

ニューヨークは”人種のサラダボウル“と言われるだけあって、たくさんの人種の方がいました。どこ出身ですか?など聞けばきりがないくらい多様性で溢れている街です。それだけ世界の広さを知れる場だと思いましたし、日本の中だけで知れるスケールではないと感じました。

人種だけでなく宗教も様々です。例えば、朝の通勤電車の中で突然不思議なお祈りを始める方がいたり、服装が宗教で決められていて独特な見た目の人がいたりと、服装や髪の毛の色なども含めて「これが変だ」という発想は存在しません。お互いがお互いの違いを認め合って、理解しあって共存している国でした。日本だけでは知ることができない刺激的な世界です。もっと世界を知りたい人はまずアメリカに行ってみるのが良いのではないでしょうか!

<担当者からのコメント>

とても生き生きと楽しくお話していただきました。ニューヨークでは観光も含めてとても充実した生活ができましたね!インターン先でもお客さんと接する最前線のポジションで緊張感をもちながら業務を行い成長されました。今後の大学でこの経験をどう活かしていくか、とても楽しみですね。これからも様々なことにチャレンジしてください!

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